活動報告

平成23年

10月 4日 『日本武尊』飾り幕「唐獅子上幕」修復完了!
9月 18日 「神幸祭」(神輿・山車連合巡行)斎行
17日 子ども神輿・氷川山車『神武天皇』連合巡行
16日 「赤坂駅」周辺に氷川山車3台展示・宵宮巡行
  7日 氷川山車3台目納車式
8月 28日 夏期定例勉強会「神輿・太鼓について」宮本卯之助商店
7月 23日 ともえ会による祭礼前の氷川山車清掃活動
6月 11日 氷川山車見学会(2回目)宮本卯之助商店・女子美大刺繍研究室
5月 26日 平成23年度総会開催
23日 山車人形『恵比寿』胴ガラ修復完了
12日 氷川山車見学会(1回目)宮本卯之助商店・女子美大刺繍研究室
1月 1日〜 山車人形『日本武尊』を初詣期間、神社境内に展示

10月4日

『日本武尊』飾り幕「唐獅子上幕」修復完了!

 氷川山車『日本武尊』飾り幕2枚の修復事業を女子美術大学 刺繍研究室にお願いしておりました。すでに昨年末には「雲龍下幕」が立派に修復され納品済でしたが、もう一枚の「唐獅子上幕」の方も完成しました!素材の分析から気の遠くなるような細かな刺繍の復元作業まで、徹底した修復をしていただきました。と同時に、おそらく江戸後期に製作されたものですが、その当時の職人の想いとその技に改めて驚かされました。来年は"陰まつり"になりますが、この幕を掛けて『日本武尊』山車の巡行復活を計画したいと思います!

9月18日

「神幸祭」(神輿・山車連合巡行)斎行

 いよいよ祭礼最終日です。神輿14基と氷川山車『神武天皇』・『頼義』の2台が隊列を組み連合巡行しました。750mの隊列、3000名以上の参加者が赤坂サカスに集結し、赤坂通りを全面通行止めにさせていただき、東京ミッドタウン、当神社という順にて、戦後最大の祭礼巡行が実現しました。都心に江戸絵巻の復活です。
 祭礼期間中は、幸いにお天気にも恵まれまして、17日・18日の夜の盆踊り・露店まで、地域全体に活気が戻り、祭り一色となりました。ご関係の方々には準備から後片付けまで、ご協力いただきましたことに、心から御礼申し上げます。

9月17日

子ども神輿・氷川山車『神武天皇』連合巡行

 午後から地域の子どもたちによる子ども神輿と山車の巡行を赤坂通りを中心に実施しました。今年は子ども神輿4基と、新しく製作された3台目の氷川山車に『神武天皇』を載せ、お披露目の巡行を兼ねて斎行。子どもたちの大きな掛け声が街に響きました。

9月16日

「赤坂駅」周辺に氷川山車3台展示・宵宮巡行

 3台目の氷川山車が新規製作されたことを記念し、「赤坂駅」周辺に、『神武天皇』『頼朝』『頼義』の3台を展示し、また夜には、うち『頼朝』山車と神輿1基の巡行が、地域若手により宵宮巡行を行いました。平日の夜ということもあり、見物の方も大勢となり、賑やかに祭礼前夜を飾りました。

9月7日

氷川山車3台目納車式

 ついに氷川山車3台目が納車されました!宮本卯之助商店の皆様にもご参加いただき、NPO赤坂氷川山車保存会と寄贈していただいた赤坂通り商店会の皆様とともにお披露目を兼ねて行いました。写真では伝えきれませんが、立派な惚れ惚れとする山車です。いよいよ翌週に展示・巡行となります。祭礼期間が天候に恵まれますように…。

8月28日

夏期定例勉強会「神輿・山車について」宮本卯之助商店

 定例となりました祭礼前の勉強会、今年は氷川山車3台目の製作をお願いしているご縁から宮本卯之助商店にご講演をいただきました。浅草三社祭の神輿等を手掛ける全国屈指の職人集団です。神輿の組立を含めた実演を交えてのお話で、職人さんたちから直接お話を聞く機会もあまりありませんので、60名程の参加者は一様に興味深く聞いておりました。そして、いよいよ祭礼の月を迎えます。

7月23日

ともえ会による祭礼前の氷川山車清掃活動

  いよいよ祭礼のための本格的な準備が開始、もちろんお掃除からです!既存の氷川山車2台に今年は仲間がもう1台増えますが、既存の2台も大事にし続け、今年の祭礼でも活躍してもらいます。その前に綺麗にするということで、例年通りともえ会を中心に清掃活動を実施しました。あとは当日のお天気が良くなるように祈るのみです!

6月11日

氷川山車見学会(2回目)宮本卯之助商店・女子美大刺繍研究室

 先月5月12日に第1回目の見学勉強会が開催された第2回目です。先回は平日ということもあり、町会長を中心とした参加者で訪問しましたが、今回は週末といいうこともあり、実質的に山車を運行管理する若手中心の参加者となりました。また、1回目より約1ヶ月を経過しての見学でしたので、山車製作の進捗状況もだいぶ進んでおりました。職人の技を見学する機会は滅多にありませんので、皆さん一様に貴重な体験ができたとおっしゃっていただき、この貴重な地域の文化財を後世に継承する意義を共有できました。

5月26日

平成23年度総会開催

 平成23年度総会が予定通り開催され、昨年度の事業報告・決算報告と今年度の事業計画案・予算案報告等、全ての議案について全会一致にて承認されました。今年は特に3台目の山車が新規製作され、本祭りにて巡行いたします。引き続き地域の伝統文化を継承し、併せて振興に寄与すべく取り組んで参ります。

5月23日

山車人形『恵比寿』胴ガラ修復完了

 赤坂見附会所有の山車人形「恵比寿」の胴ガラの修復が完了し、納品されました。胴ガラについては、これまで岩槻・川崎人形にて作業を進めていただいており、現存している山車人形の胴ガラはこれで全て修復が完了しました。「恵比寿」山車人形は昨年新年に境内に展示をしましたが、この山車もいずれ巡行が実現できるよう進めて参りたいと思います。

5月12日

氷川山車見学会(1回目)宮本卯之助商店・女子美大刺繍研究室

 今年は氷川山車3台目が祭礼にあわせて製作されますので、その製作過程を地域の方々にも見てもらうことで、より一層氷川山車の貴重性を認識し、想いを持っていただきたく企画しました。また、『日本武尊』飾り幕修復も3ヵ年目に入り、その作業現場も含めて、半日で2箇所(宮本卯之助商店・女子美大刺繍研究室)を見学しました。普段見ることができない貴重な作業現場を見ることができ、また先人たちの技術と想いを再認識することができました。
 第2回目は6月11日(土)に実施いたします。

1月1日〜

山車人形『日本武尊』を初詣期間、神社境内に展示

 一昨年は「神武天皇」、昨年は「恵比寿」の山車人形を初詣期間中に展示しましたが、今年は「日本武尊」。様々な地域にも日本武尊の山車人形はありますが、熊襲退治の女装の日本武尊は珍しいようです。一昨年から女子美術大学の刺繍研究室にて修復をお願いしておりました飾り幕2枚のうち、「雲竜下幕」が完成し、江戸の幕が完璧に再現されましたので、併せて展示をしました。もう一枚の「唐獅子上幕」の修復は進行中で、今年中には完成の予定です。日本武尊の山車がお披露目巡行されるのも近い将来となります!