活動報告

活動報告

平成21年

11月29日

氷川山車清掃活動(ともえ会)

 今年も無事にそして盛大に祭礼巡行ができましたので、その慰労(?)と来年の巡行に向けて、半年に1度の清掃活動を、神社青年会「ともえ会」が主体となって実施いたしました。ご参加の皆様には心から感謝申し上げます。また氷川山車には「今年もお疲れ様でした!来年もよろしくお願いします!」

9月22日

『頼義公』レプリカの鎧兜を広間に展示

 祭礼山車巡行後の後片付けの中、今年新調した山車人形「頼義公(レプリカ)」を蔵に仕舞うのはあまりに忍びなく、鎧兜一式だけを広間(床の間)に飾り付け、一般の方にもご覧いただけるようにしました。

9月19日・20日

「平成21年度赤坂氷川祭」で『頼義公』『頼朝公』盛大に巡行

 今年は本祭りにあたり2年に一度の神輿連合渡御『神幸祭』が過去最大規模で盛大に行われました。直前まで心配していたお天気も急遽台風が進路を変えたことで19日・20日両日とも秋晴れ!19日は氷川山車「頼義」「頼朝」の2台の氷川山車と子ども神輿が、翌20日は神輿15基と氷川山車「頼朝」が連合巡行しました。警察のご協力もあり、今年は赤坂通りを全面封鎖して祭礼となり、神社だけでなくTBS・赤坂サカスや東京ミッドタウンも担ぎ手・曳き手で溢れました。過去最大規模の祭礼がまさに地域全体で実現しました!夜も盆踊り・赤坂名店が出店する露店で、終日境内は賑わいを見せました。歴史に残る赤坂最大の"まつり"となりました。

9月11日

氷川山車『頼義公』人形のレプリカ完成!

 祭礼山車巡行に向けて、山車人形『頼義公』のレプリカが、岩槻「川崎人形」から納品されました。オリジナルの人形は江戸期の五月人形の名手、松雲斎こと古川徳山により弘化3年(1846)に作られ、文化財としても大変貴重なものです。今後、曳き回し等繰り返すことを考慮し、レプリカを製作、今年の祭礼はこの人形で行うこととなります。
 しかし、完成したものを確認するとレプリカにしておくのにはもったいないもので、素晴らしい出来です。祭礼が終わったら、社務所広間に飾っておきたいくらいです(笑)。いよいよ後日出陣です!

8月30日

定例勉強会「日本の伝統刺繍〜山車飾り幕修復中間報告」於:赤坂小学校

 恒例となりました夏期勉強会が、選挙の日と重なりましたが、地域内外の大勢のご来場の中、開催されました。今年は、現在「日本武尊」山車飾り幕の修復でお世話になっております女子美術大学・刺繍研究室の岡田先生より、日本の伝統刺繍から、これまでの修復実績、そして今回お願いしております氷川山車の幕の修復中間報告まで、実に興味深い内容をご講義いただきました。刺繍もまた、時世を色濃く反映し、当時の刺繍師の想い、また現在の緻密な修復過程を理解し、氷川山車の幕の貴重性、後世に継承する必要性を再認識できました。

7月25日

9月祭礼 氷川山車の巡行に向けて清掃活動

 昨年から祭礼の件で繰り返し検討を繰り返し、計画内容が確定、いよいよ本格的な準備を開始です。まずは氷川山車を綺麗に、ということで「ともえ会」が主体となり清掃活動を実施しました。ついに山車の出陣準備です!最高気温34度という炎天下の中、皆汗びっしょりで掃除をしました。

4月1日

『日本武尊』山車飾り幕の修復事業を開始

 今年度の最大の修復事業は、『日本武尊』の山車飾り幕の修復です。残存状態が非常に悪いため、展示もできないものでしたが、女子美術大学 刺繍研究室の先生方をお話した結果、お引き受けいただけることになりました。上段・下段の2枚の幕を1年間ずつ修復というスケジュールです。そのため、再来年には『日本武尊』の山車がいよいよお披露目巡行が実現します!?

1月1日〜9日

山車人形『神武天皇』を初詣期間、神社境内に展示

 昨年末、修復不可能だった人形の装束が見事に新調できましたので、そのお披露目を兼ねて、初詣期間(企業仕事初め祈願含む)の1月9日まで展示をしました。氷川山車人形の中で最も大きなものになりますので、今後車輪を含む山車下部を修復して、数年後には巡行を実現できるよう取り組んで参りたいと思います。